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【臨時休業】1/17(火)ランチ

《 臨時休業のお知らせ 》 1/17(火)のランチ営業は、研修のため臨時休業とさせていただきます。 ご迷惑おかけいたしますがよろしくお願いいたします。 尚、1/17(火)のディナー/BAR営業(19:00~)は通常通り営業いたします。 よろしくお願いいたします。

年末年始休業のご案内

2016年も残り数日となりました。 本年もたくさんのお客様にご愛顧いただき誠にありがとうございました。 さて、麻布十番薬膳カレーの年末年始休業についてご案内致します。 年内は12/28が最終営業日とさせていただき、新年は1/4より営業致します。 ご迷惑お掛け致しますがよろしくお願いいたします。 ◇年末年始休業◇ 2016年12月29日~2017年1月3日

【胃腸を整えるスパイスの力④】~コリアンダー~

当店の薬膳カレーを構成する14種類のスパイスに秘められた「力」をご紹介していきます。 今回は、コリアンダー【香菜(しゃんつぁい)】です。 コリアンダーは、食用としては「葉」の部分と乾燥させた「種子」の両方を指します。 「葉」の部分は、「パクチー」とも言われ、タイ料理で欠かせないハーブとして日本でも馴染みあるものになってきていますね。 「種子」の部分は「コリアンダーシード」と呼ばれ実はカレーに欠かせないスパイスの一つなのです。 コリアンダーの歴史 コリアンダーは少なくとも2000年以上前にはすでに利用されていたといわれており、紀元前16世紀の医術書である「エーベルス・パピルス」のほかに、聖書にもコリアンダーが記載されています。 ギリシャ時代に、医学の父といわれたヒポクラテスが、コリアンダーに健胃作用や催眠作用があるとして用いていたことから、ヨーロッパ中に広まったといわれています。 また、ヨーロッパの他に、南米、インド、中国でも、古くからコリアンダーは食用・薬用の両方で用いられていました。 その他、中近東地方の物語集である「千夜一夜物語」の中でもコリアンダーが媚薬として用いられていたという記載があるほか、17世紀にはフランスでコリアンダーが化粧水の成分として利用されていたという歴史があります。 日本では927年に書かれた書物「延喜式」に「胡づい」という名で記載されており、中国から伝えられたようです。しかし、このときは定着しませんでした。 その後、江戸時代になってポルトガル人から再び伝えられ、これ以降は薬として使われるようになったそうです。 コリアンダーの効能 【種子は消化器系の改善】 コリアンダーシードは消化器に働きかけ、胃腸の健康を保つ効果が期待できます。 また、消化を促進したり、腸内のガスを出させる駆風(くふう)剤の役割を果たすほか、食欲不振にも効果があるといわれています。 【葉はデトックスと美容効果】 コリアンダーの葉(パクチー)には、豊富なビタミン類が含まれています。 疲労物質である乳酸を分解し疲労を回復するビタミンB1。皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB2。コラーゲンの生成を助けたり、病気に対する抵抗力を強めるビタミンC。抗酸化のビタミンと言われ、身体の酸化を防いでくれるビタミンE。 さらに、体内でビタミンAに変化し、強い抗酸化力があるβカロチンも豊富に含まれています。その含有量は、緑黄色野菜の代表ともいえるほうれん草やかぼちゃとほぼ同じです。 ミネラル類は、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、カリウムなど。 そして、パクチーの香り成分である、リナロール、グラニオールという成分は胃腸などの消化器系に働きかけてくれます。 また、パクチーにはデトックス効果があることも認められており、パクチーのキレート作用は驚くべきもので、重金属など体内の有害物資を身体の外に排出してくれる機能が認められています。 有害物質の重金属とは、水銀、ヒ素、鉛、カドニウムなどですが、なんと放射性物質まで排出してくれるそうです。 体内に有害物質を溜め込んでおくと、血行やリンパの流れが滞りを起こし新陳代謝が悪くなったり、毒素の影響で疲労感やだるさを感じたりします。 美容方面では、肌荒れをを引き起こしたり艶がなくなりくすみが出てきてしまいますので、パクチーのデトックス力は美容にとって非常に重要な働きを果たしています。 更に、パクチーに含まれるβカロチンには強力な抗酸化力があり、そのパワーは大豆の10倍。 しっかりと活性酸素を除去し、シミやシワなどの肌の老化を阻止してくれる秀逸なアンチエイジング食材なのです。 それだけではなく、健康面では、ガンや動脈硬化、糖尿病などの厄介な病気からの防御力も向上します。 いつまでも若々しく健康でいるために避けては通れない抗酸化対策として、パクチーを摂り入れることは非常に効果的なのです。 美味しい薬膳カレーを食べて、コリアンダー(パクチー)をたっぷり摂取して、美容と健康を手に入れてください!

【胃腸を整えるスパイスの力③】~クローブ~

当店の薬膳カレーを構成する14種類のスパイスに秘められた「力」をご紹介していきます。 今回は、クローブ【丁子(ちょうじ)】です。 甘く、特徴的な香りをもつクローブ。甘い料理でも辛い料理でも相性が良いと言われています。 肉の臭みを取ったり、焼き菓子に使われる他、歯痛や居所麻酔などに利用され、「歯医者さんのハーブ」とも呼ばれます。 クローブの歴史 クローブは紀元前から各地で利用されてきたようで、インドの古代医術アーユルヴェーダでも消化器官の治療に使われていました。 ヨーロッパにも2世紀頃には伝わり始め、6世紀頃には貴族たちの間でも広まっていたたようです。 日本の正倉院の帳外品のリストにも丁香(クローブ)の名が載っていますが、仏教と深く関わっていることから、やはり料理用ではなく、お香や邪気払いとして使われたのではないかと推測されます。 その後、クローブのスパイスとしての価値は大航海時代に飛躍的に高まります。16世紀には長らく不明とされていた原産地を特定したポルトガル人によって、クローブ取引は管理されていました。 17世紀に入るとクローブの生産管理はオランダ人の手に移り、18世紀の終わり頃にフランスがモーリシャスなどでクローブ栽培を盛んに行うようになって、各地で大農園が開かれました。現在でも、モルッカ諸島のあるインドネシアがクローブの最大生産国です。 クローブの効能 【鎮痛効果】 クローブには強い鎮痛効果と抗菌効果があり、歯痛や歯肉炎を鎮めてくれます。歯科でも歯痛や居所麻酔などに利用され、「歯医者さんのハーブ」とも呼ばれます。 2世紀末の後漢時代の中国で、応劭(おうしょう)が書いた「漢官儀」という書物に、当時の尚書郎(役人)が皇帝に話をする際に、鶏舌香(クローブのこと)を口に含んで口臭を消していたという記録が残っています。 【胃腸機能の改善】 胃腸を温める効能があるので、冷えが原因の胃腸トラブルや食中毒や下痢、消化不良などの症状、胃腸の不調が原因の口臭改善、腸内の寄生虫の除去にも効果があり、胃腸薬などの医薬品の原料としても使用されています。冷えから起こる関節炎やリウマチの改善にも役立ちます。 【抗酸化作用】 抗酸化物質といえばポピュラーなのがポリフェノールですよね。クローブにはポリフェノールはもちろんオイゲノールやケンペロールといった数種類の抗酸化物質が含まれています。特にオイゲノールは抗酸化作用に優れ、老化を防止し動脈硬化を防ぎます。特に、スパイスの中でもクローブが最も抗酸化力が高いとされているので、何かと日頃から料理に使用するとアンチエイジングに有効です。 さらに、クローブは気分が落ちている時に気持ちを高めて明るくする、高まり過ぎた興奮を鎮めるといったメンタルへの作用もあるそうで、行動力と力を与えてくれたり、心を安定させて活動的にする、記憶力を高めるなどの効能もあるそうです。 日常の生活にスパイスをうまく取り入れて、健康的な体を維持しましょう。

【胃腸を整えるスパイスの力②】~ブラックペッパー~

当店の薬膳カレーを構成する14種類のスパイスに秘められた「力」をご紹介していきます。 今回は、ブラックペッパー【胡椒(こしょう)】です。 毎日の食生活の中でもかなり身近な存在の胡椒ですが、実は、体にとても良いのです。 胡椒はインド原産のコショウ科コショウ属の植物・その果実で作られた香辛料の両方を指します。唐辛子、マスタードと並んで世界三大香辛料の一つと言われています。 胡椒の歴史 胡椒の原産地であるインドでは紀元前2500~3000年頃から胡椒が利用されていました。紀元前4世紀頃にはヨーロッパへと伝わっており、単なる香辛料としてだけではなく食材の保存用にも利用できたことや、民間薬として利用さ れていたと言われています。 日本には中国を経由して700年代頃に伝来していたと考えられています。正倉院の御物の中にも胡椒が含まれており、当時は生薬として紹介されていたようです。その後も中国から輸入され続け、平安時代に入ると調味料として利用されるようになり、1500~1600年頃、唐辛子が伝来するまでは辛味を付ける調味料として幅広く利用されていました。 胡椒の効能 【冷え性改善、代謝向上】 胡椒の辛さの主成分であるアルカロイドの一種「ピペリン」は防虫作用、抗菌作用、防腐作用などが有名ですが、最近注目されているのはフリーラジカルや活性酸素による酸化ダメージから体を守ってくれる抗酸化作用と血行促進作用。中でも血管を広げて血流を促進する作用は血行促進によって温かい血液が末端まできちんと流れることによる冷え解消に役立ってくれるのです。 また唐辛子と同様に神経伝達物質であるアドレナリン(エピネフリン)の放出を促進する作用があり、アドレナリンのエネルギー代謝を促進させる働きによって代謝向上による冷え解消効果や脂肪燃焼効果なども期待されています。 唐辛子の場合は作用が強く、摂取しすぎると精神障害などの副作用を引き起こす危険が指摘されていますが胡椒のピペリンは作用が比較的穏やかなため安全性が高いと言われています。 【胃腸機能の向上】 胡椒に含まれるピペリンには食欲増進効果や脾臓の消化酵素を刺激し消化能力向上する働きがあることが分かっています。直接的に消化を促進させるのは勿論ですが、血流量と増やし、胃腸に十分な血液を送り込む・温めることも胃腸機能の向上に繋がります。そのため血行不良や冷えから起こる腹痛・消化不良・下痢・便秘・胃もたれなど幅広い「お腹の不調」の改善が期待できると言われています。 【貧血予防・美肌作り】 胡椒はわずか2gに鉄分0.4mgを含んでいます。この数字は貧血に良い果物と言われているイチジクやモヤシ 100gの含有量を上回る含有量。手軽に振りかけられる胡椒は鉄分摂取の補助役として役立ってくれるでしょう。健康診断では何も異常なしと言われるけど体がだるい、めまい・立ちくらみがある、倦怠感や疲労感が抜けない方は胡椒をプラスしてみても良いかもしれません。 鉄分の補給やピペリンによる栄養吸収アップ、血行促進によって栄養を体内に行き渡らせる働きは体を元気にしてくれるだけではなく、お肌も元気な状態に導いてくれます。特に血行が悪くて顔色がいつもどす黒い感じに見えてしまう方や、肌細胞の栄養不足による乾燥肌や肌荒れ解消に役立ちます。 貧血・鉄不足はコラーゲン生成を低下させることも知られていますし、ピペリンには抗酸化作用もありますからアンチエイジングにも役立ってくれるでしょう。

【胃腸を整えるスパイスの力①】~クミン~

当店の薬膳カレーを構成する14種類のスパイスに秘められた「力」をご紹介していきます。 今回は、クミン【馬芹(ばきん)】です。 クミンは、セリ科クミン属の一年草植物で、原産地は、エジプトといわれています。 強い香りと苦味、辛味があり、カレー特有の香りと辛味付けによく用いられます。 ビタミンA、B2、B3、B6、C、E、 またカルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、ポタシウム、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。 ですので、様々な体への良い効果が期待されますが、なかでも鉄分は100g中66.36 mgと、成人に必要な一日分の量の500%以上が含まれています。 また、抗酸化物質のクミンアルデヒドやリモネンを多く含みます。 効能としては、健胃、消化促進、腸内に溜まったガスを出す、解毒などがあります。 中でも特に腸内に溜まったガスを出す作用は強く、ガスだけではなく利尿作用もあり、体内に溜まった老廃物を一掃してくれる効能が期待されます。 不要なものが体から出て行けば、栄養の吸収もよくなり、デトックス効果も狙え、結果、体全体の免疫力が上がると言われています。 ちなみに、漢方ではクミンは胃の薬として使われています。 食用のスパイスとして有名なクミンですが、その強い香りゆえアロマオイル、エッセンシャルオイルとしても使われています。古くはインドのアーユルヴェータに精油として使われ、その効能としては、気持ちを活性化させ、リラックス効果があるとされています。 余談ですが、クミンは旧約聖書、新約聖書にも登場するスパイスで、ヨーロッパでは古代から薬用植物として利用されていたと言われています。古代ギリシャでは、食欲のシンボル、中世ヨーロッ パでは恋人の心変わりを防ぐものとして、戦地に行く騎士にもたせたり、結婚式当日の花嫁・花婿のポケットにしのばせておく習慣があったと言われているそうです。面白いですね。 あまり気にしたことのないスパイスの効能は、思った以上に凄いのです。 スパイスで胃腸を整えて、体の調子を整えましょう!!

「薬膳ポークカレー」とトッピングはじめました。

以前より開発をしておりました「薬膳ポークカレー」が完成しましたので、販売開始いたしました。 これまでの「薬膳チキンカレー」は、スパイスと生姜の風味が強いカレーでしたので生姜が苦手な方には難しいカレーでしたが、今回の「薬膳ポークカレー」は生姜を使用せず、スパイスの風味と唐辛子の辛味、そして豚肉の旨味が絶妙な味わいを作り出しています。 「薬膳ポークカレー」は辛めに作っておりますが、更に辛いカレーがお好みの方はオリジナルの「辛味スパイス」をテーブルにご用意していますので、是非お試しください。 また、ご要望がありましたトッピングも併せて開始いたしました。 スパイスとの相性抜群の「パクチー」が+200円でトッピングできます。 そして、カレーを少しマイルドにしたい方は、「温泉たまご」が+100円でトッピングできます。 是非、お試しください。

ランチ始めました

DiningBAR Hidden Loungeにて提供している「薬膳カレー」をランチタイムに提供することとなりました。 メニューは、「薬膳カレー」1品となります。よろしくお願いいたします。 【営業時間】 火曜日~土曜日 11:30~14:30(ラストオーダー14:00)